固液分離操作について大雑把に

液体の中に分散している状態の固体(or固体と液体の混合物)を液体から分ける(液体と湿潤固体に分離する)ことを「固液分離」と総称しているのだと思います。 固液分離の技術は、化学工業、医薬・食品工業、環境工学などで、不可欠な技術として利用されていると…

フェノールカルボン酸類

フェノールカルボン酸(芳香族カルボン酸)とは、 フェノール性の水酸基とカルボキシル基とを同一分子内にもつ化合物の総称。カルボキシル基がべンゼン環に直結しているものと,側鎖に結合しているものとに大別される。1分子中に含まれるフェノール性の水酸基…

分離と精製

食品原料中には、栄養や生理作用の面で好ましくない成分や、口の中で不快感を感じる成分、風味に影響する成分などが存在していることが多々あります。ですから、それらの成分が存在していれば、それらの成分を分離除去することが必要になります。 そのための…

コーヒー有効成分抽出に関する簡単な妄言

原料中の成分を溶媒を用いて分離する操作が抽出操作で、原料が液体の場合は液液抽出、原料が固体なら固液抽出と呼んでいます。 ちなみに、コーヒー有効成分抽出の場合、原料は焙煎コーヒー豆粉砕物で溶媒は水(お湯)ですから固液抽出(solid-Liquid extraction…