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和歌山市で暮らして来ました。これからも・・・

生まれてから65歳の今まで、和歌山市で暮らして働いて来たエカワ珈琲店の店主が、地元の話題を綴っています

オフィス工場街、それが和歌山城界隈の町の機能なのかもしれません

コラム

2014年(約2年前)の春、和歌山市と岬町(大阪府)の境界付近、ふじと台と呼ばれている新興住宅地域に突如出現したイオンーモール和歌山ですが、和歌山市内の商業集積地や商業施設に相当なダメージを与えています。

 

和歌山市内の商業集積地や商業施設は、イオンモール和歌山という最先端の商業施設に、手も足も出ない状況になっているのかもしれません。

イオンモール和歌山に出店しているのは、大半が全国展開のチェーン店で、日本の平均的な消費者に、平均的な商品・サービスを売るビジネスを営んでいます。

 

 

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昭和の時代、エカワ珈琲店の立地している和歌山城界隈は、和歌山県最大の商業集積地であって、和歌山県最大のオフィス集積地でした。

20世紀の平成の時代になっても、和歌山県最大のオフィス集積地であることには変わりなくて、縮小傾向が続いていましたが、まだまだ和歌山県最大の商業集積地でもあったわけです。

それが、21世紀に入って10年ぐらいの間に、和歌山県最大のオフィス集積地については変化していないのですが、商業集積地としての機能は、ほぼ消滅してしまいました。 

 

現在(2015年12月)の和歌山城界隈は、オフィスという工場が集積している工場街の様相を呈しています。

「町おこし=商業集積地の復活」ということで、行政による様々な町おこし対策が実施されているようですが、商業集積地としての機能低下を防ぐことができないようです。

 商業集積地としての町の機能がほぼ消滅してしまって、オフィス工場(比較的規模の大きい)の集積地としての機能が強くなっている街が和歌山城界隈の現在の姿です。

 

エカワ珈琲店は、その町で商売を営んでいます。

街の機能が変化しているのですから、エカワ珈琲店の商売の仕方も変化する必要があります。

そして、変化しているから、2016年の現在でも商売を続けることができています。

 

和歌山城界隈はオフィスの集積地なのですが、昔ながらの文房具店や事務用品店は姿を消しています。

規模の大きいオフィスは入札で文房具や事務用品を調達していて、それ以外のオフィスはアスクルや事務機器の会社から調達しているのだと思います。

 

というように、和歌山城界隈がオフィス工場の集積地に変化したことで、和歌山城界隈の「消費」も変化しているのだと思います。

20世紀の時代のオフイスは生産性が低かったわけですが、現在(2015年)のオフィスは生産性が高くなっているのだと思います。

 

和歌山城界隈に立地しているオフィスですが、生産性の高い工場と同じタイプのオフィス工場に変化していて、「オフィス消費」も、工場型の消費スタイルに変化しているのだと思います。

和歌山城界隈で小規模な商売を何とか営み続けているエカワ珈琲店は、その「消費」の変化を実際に体験させてもらっています。

 

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