和歌山市で暮らして来ました。これからも・・・

生まれてから65歳の今まで、和歌山市で暮らして働いて来たエカワ珈琲店の店主が、地元の話題を綴っています

和歌山市の人口の減少について考えました

和歌山市の人口ですが、20世紀になってからの10年間で約2万人も減少しています。

10年間で2万人も減少しているのですから、和歌山市は住民に優しい町ではないのかもしれません。

和歌山市の人口ですが、1985年頃、40万人を超えていました。

4分の1世紀が経過して、36万人~37万人くらいにまで減少しています。

 

和歌山市は製造業の町ですから、製造業の生産性が高くなって、製造業に従事する人の数が減少したのが、その原因なのかもしれません。

和歌山市には、製造業からはみ出した人たちの受け皿が用意されていなかったのだと思います。

 

何年か前までは、若い人たちが仕事を求めて和歌山市から出て行ったわけですが、最近は、70歳を超えて比較的に健康で収入の多い人たちも、和歌山市から出て行っているみたいです。

将来のことを見据えて、都会で暮らす子供たちの近くに住むという選択をする人たちが増えているのだと思います。

 

和歌山市は介護関係の事業所が多い町ですから、相当に平均年齢の高い町なのだと思います。

もしかしたら、現役で必死にお金を稼いでいる人たちよりも、年金を受け取っている人たちのほうが多い町なのかもしれません。

だとしたら、町に依存する商売だけで経営を維持するのは至難の技ということになります。

 

エカワ珈琲店もそうなのですが、自営業者の大半は町に依存する商売を営んでいます。

エカワ珈琲店の周りの自営業者から、景気の良い話が聞こえてこないのも当たり前なのかもしれません。

エカワ珈琲店の場合、町に依存する商売の割合を意識して減少させようと努めているので、何とか商売が成り立っています。

町に依存する商売の割合が100%だったらと考えると、背筋が寒くなってしまいます。

 

町に依存しなくても商売が成り立つようになったとしても、年齢が年齢ですから、エカワ珈琲店が現所在地からどこかの町に移転して行くことは、まず無理です。

でも、あと12歳若くて町に依存しない商売を営んでいるのなら、もしかしたら、商売を営みやすい商売人に優しい町に移転することを考えるかもしれません。

 

その町から元気な独立自営の商売人が出て行くということは、その町の活気が失われて行くということを意味しているのだと思います。

その空白部分を、全国チェーンの店で補うことなど不可能なのだと思います。

 

若い世代の人たちは、仕事を求めて町から出て行き、裕福で年老いた人たちは、子供の近くで住むことを選択して町から出て行きます。

町に依存しない商売を営んでいる元気な独立自営の商売人は、商売人に優しい町に移転して行くかもしれません。

そして、町はさらに衰退して行くという事態だけは避けてほしいと考えている今日この頃です。

 

脱サラして約20年、和歌山市が商売人に優しい町だったかと尋ねられると、エカワ珈琲店の場合は、「エカワ珈琲店には厳しい町」だと答えます。