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和歌山暮らし

和歌山在住60数年の零細生業ハパママ店経営者が、和歌山の日常を発信しているつもりです

財政再建団体

話題

鷲田小濔太さんの『夕張問題(祥伝社新書)』を読んで、財政再建団体について考えてみました。

財政再建団体といっても、個人の破産などと全く違っていて、地方自治体の借金返済を、国が助けてくれるという制度なのだそうです。

 

援助と引き換えに、地方自治体の自治権が制限されるということですが、財政危機をまねいてしまった役所の裁量で運営されるよりも、国の監督管理下で運営してもらう方が、住民の側からすると安全で安心なのでは、と思います。

 

自分の住んでいる町が財政再建団体になったところで、正業に従事してごく普通に生活をしている限り、それほど負担が増えるわけでもないみたいです。

財政再建団体にならなくても、公租公課の負担が増えつつあるわけです。

 

で、我が和歌山市はどうなのかと考えると、夕張市とは条件が違うわけですから、財政再建団体になることは、まず、有り得ないだろうと勝手に思い込んでいるわけです。

 

夕張市は、石炭会社に依存していた町で、石炭がダメになると観光産業ということで、観光会社の観光事業に頼ったのですが、バブル経済の崩壊で、その観光会社も赤字に耐えられないということで撤退してしまって、その赤字施設を夕張市が引き継いだ結果、市の借金が膨らんでしまって、破産となったということです。

 

和歌山市も、住友金属・花王石鹸・三菱電機といった大企業に依存している部分もあるのですが、すべて絶好調の企業ですから、和歌山市から撤退することなど考えられません。

それに、地場の中小企業にも、輸出で潤っている企業が多々あります。

 

役所は借金や収入不足で苦しんでいるみたいで、規模の縮小は避けられないみたいですが、町全体の雰囲気としては、景気が悪いわけでもないと感じています。

ただし、役所に依存している事業者には、調子の良くないところもあるみたいです。

 

さらに、電車・自動車に乗って1時間もすると、大阪市・堺市に着くわけですから、その従属都市としての需要もあるわけです。

役所の財政状況、これが四苦八苦だという話も聞こえてくるのですが、ごく常識的に考えて、和歌山市が財政再建団体に認定されるなど、有り得ない話だと思っています。

 

【2007年11月9日】

 

「夕張問題」 (祥伝社新書)

「夕張問題」 (祥伝社新書)

 

 

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