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和歌山暮らし

和歌山在住60数年の零細生業ハパママ店経営者が、和歌山の日常を発信しているつもりです

和歌山の零細商店の今日この頃

マイクロビジネス

海南市・和歌山市ともに、地元の零細商工業者は四苦八苦していて、廃業が続いているみたいです。

何故、四苦八苦しているかというと、需要が無いからです。

 

住友金属・花王石鹸・三菱電機など、都会に本社のある会社や地場の有力企業は絶好調で、たくさんの利益を上げています。

しかし、その絶好調企業と零細商工業者の中間、中小企業の数が少ないわけです。

 

零細な商工業者が、直接、大企業や有力企業と取引できるはずが無いのですから、中小企業の数が少ないということは、需要が少ないとイコールになってしまいます。

 

しかし、零細商店の衰退は、それだけではないと考えています。

海南市や和歌山市は、高齢化の進んだ町で、年金生活をしている人の多い町です。

 

年金で生活している人のイメージとして、お金に不自由しない悠々自適の生活が浮かぶのですが、それは、一部の人だけなのだと思います。

大多数の年金で生活している人は、それほど悠々自適の生活をしていないのだと思います。

それに、現在の高齢者は、昔の高齢者と違って元気ですから、お金を使う機会も多くなっているはずです。

 

だとすると、収入が一定ですから、衣食住への支出を節約することになります。

それが、海南市・和歌山市の零細商店の衰退と関係していると想像しています。

年金で生活する人が増えれば、その暇つぶしの場所として、喫茶店が蘇るかもしれないと期待していたのですが、最近、廃業する店が相次いでいます。

 

好調な大企業や有力企業に勤務している人は、海南市や和歌山市で買い物するのではなくて、大阪府内まで出かけていきます。

海南市や和歌山市周辺では、道路網が整備されていて、短時間で大阪府内の商業施設に行くことができます。

 

必然的に、海南市・和歌山市の零細商店のお客さんは、年齢の高い人が多くなるわけですが、その人たちにお金がなければ、町の零細商店も必然的に衰退することになるわけで、それが現在の状況なのだと思っています。

 

では、どうすれば良いのか、ということですが、答えは簡単だと思っています。

状況に合わせて、零細商店も変わっていけば良いだけのことです。

しかし、状況に合わせて変わっていくということは、ものすごく難しいことなのだと考えています。

 

でも、変わっていかなければ生き残れないということで、試行錯誤しているエカワ珈琲店の今日この頃です。

 

【2007年6月18日】