焙煎コーヒー豆を月間100kg~150㎏売っているコーヒー豆自家焙煎店オーナーの独り言

筆者(年老いた珈琲豆焙煎屋)は、エカワ珈琲店という屋号のコーヒー豆自家焙煎店のオーナーです。 1989年の夏、喫茶店から自家焙煎コーヒー豆小売専門店に商売替えして、1992年の春から、筆者がオーナーをしています。 その頃も、2023年の現在も…

津本陽、和歌山市出身の歴史小説・剣豪小説のベストセラー作家

えかわ書店の店長(このブログの管理人)は、和歌山市に生まれて71歳の今まで、和歌山市に住んでいます。 作家の津本陽さんは、直木賞を受賞された頃、和歌山市の和歌浦に住んておられました。 ちなみに、津本陽さんが「深重の海」で直木賞を受賞されたのは…

司馬遼太郎、歴史小説を読めば夢中になってしまいます

司馬遼太郎の歴史小説なら、必ず数十万部は売れると言われたベストセラー作家。 年老いた珈琲豆焙煎屋も、その同級生たちも、10代の終わりころから30代の初めころにかけて、夢中になって司馬遼太郎作品を読んでいました。 『覇王の家』は、徳川300年…

松本清張

誰もがそうなのだと思いますが、10代後半から20代にかけて小説を読み漁っていました。もちろん、松本清張さんの小説も、数多く読みました。 松本清張さんの著作で最初に読んだのは、カッパノベルズ(光文社)から出ていた「点と線」で、その小説が面白かっ…

赤川次郎、

「三毛猫ホームズの推理」がベストセラーになって、 三毛猫ホームズの推理 「三毛猫ホームズ」シリーズ (角川文庫) 作者:赤川 次郎 KADOKAWA Amazon セーラー服と機関銃 (角川文庫) 作者:赤川 次郎 角川書店 Amazon 『セーラー服と機関銃』シリーズ3冊合本版…

塩田武士

「罪の声」・「騙し絵の牙」の小説作品で知られている関西出身の小説家。 騙し絵の牙 (角川文庫) 作者:塩田 武士 KADOKAWA Amazon

高田郁

ベストセラー小説「みをつくし料理帖シリーズ」の作者、1959年生まれの63歳。 八朔の雪―みをつくし料理帖 (ハルキ文庫 た 19-1 時代小説文庫) 作者:高田 郁 角川春樹事務所 Amazon

五木寛之、1970年、週刊読売が「現在の英雄」と題して特集

作詞家を経て『さらばモスクワ愚連隊』でデビュー。『蒼ざめた馬を見よ』で直木賞受賞。 直木賞を受賞した1967年(昭和41年)の春から秋にかけて、週刊平凡パンチに連載した小説「青年は荒野をめざす」、同じく1967年(昭和41年)の春から、翌年19…

大藪春彦、学生時代に書いたハードボイルド小説野獣死すべしでデビュー、

大藪春彦さんのデビュー作品は「野獣死すべし」で、その作品は1959年に映画化されています。「野獣死すべし」は、1980年にも映画化されています。 大藪春彦さんは、1935年にソウルに生まれて、戦後日本に引き揚げて来たという少年時代の経歴を持…

佐伯泰英、長編時代小説を読み始めれば止まらなくなってしまいます。

50代後半頃まで、何時も預金通帳の残高がほんの僅かという生活をしていて、還暦を迎えた頃から書下ろしの時代小説が売れるようになって、2000年代中頃からは、ベストセラーを連発していて、80代になっても新作小説を発表し続けているのが佐伯泰英と…

エカワ珈琲店のメインブログ【年老いた珈琲豆焙煎屋の珈琲物語】の案内

年老いた珈琲豆焙煎屋のメインブログは、独自ドメインを取得して、珈琲に関するウンチク記事だけで無くて、コーヒー豆自家焙煎店商売に関する記事や珈琲ビジネスに関する記事、年老いた珈琲豆焙煎屋のコーヒーをテーマにしたコラムなどの記事をエントリーし…

司馬遼太郎さんの歴史小説、一番のおすすめは『竜馬が行く』、幕末の青春群像を描写している小説

誰でもそうなのだと思っているですが、10代の中頃から30歳前後の頃までの十数年の期間が、人生で最も読書量の多い時期だと、もうすぐ70歳(2021年の秋で)になる小生(えかわ書店の店主)は考えています。 小生(えかわ書店の店主)ですが、その時期(1…

向流微分抽出と充填層抽出器、例えばドリッパーとペーパーフィルター

焙煎コーヒー豆からのコーヒー成分抽出分離操作は、相平衡の違いを利用する分離方法(拡散的分離)です。分離の過程では、当然、相平衡へ進む拡散速度の影響を受けているはずです。 年老いた珈琲豆焙煎屋は、ペーパーフィルターを使うハンドドリップ(ペーパー…

コーヒー成分の抽出 | 向流微分抽出

一般的に、手作業で、ペーパーフィルターとドリッパーを使ってコーヒー抽出液をサーバーに落としていくコーヒーの淹れ方をハンドドリップと呼んでいます。 年老いた珈琲豆焙煎屋の独断と偏見による思い込みかもしれませんが、ペーパーフィルターとドリッパー…

コーヒーと抽出 | 向流多段抽出 | 理論段抽出 | 理想段抽出

焙煎コーヒー豆粉砕物粒子からコーヒー成分を抽出する方法については、大雑把にですが、3つのコーヒー成分抽出方法が考えられると思います。 単抽出という方法、多回抽出という方法、半回分式微分抽出という3つの抽出方法です。 【目次】 3つの抽出方法 …

水溶液の濃度

成分濃度とは、一定量の液体や気体の混合物中にあるその成分の割合だと理解しています。 Wikipediaで濃度を調べると、 濃度(のうど)は、従来、「溶液中の溶質の割合を濃度という、いろいろな表し方がある。質量パーセント濃度、モル濃度等」(日本化学会編…

コーヒー成分の抽出と固液平衡

焙煎コーヒー豆粉砕物粒子(抽料)と水・お湯(抽剤)を、ある割合で容器に入れて、水・お湯(抽剤)の温度を長時間一定に保っておくと、焙煎コーヒー豆粉砕物粒子(抽料)中のコーヒー成分(抽質)は、一定温度に保っている水・お湯(抽剤)の中に抽出されて行って、最…

珈琲抽出器具とコーヒー抽出操作

焙煎コーヒー豆からコーヒー成分を抽出して一杯のコーヒーを淹れる操作が、それがコーヒーの抽出操作だと考えています。 コーヒー抽出操作に使う器具(or装置)には、エスプレッソマシーン、フレンチプレス、コーヒーサイフォン、ハンドドリップで使う様々な器…

溶解について

水は、色々な物質を溶かします。コーヒーの醸造(コーヒーの抽出ろ過)は、焙煎コーヒー豆粉砕物粒子内のコーヒー成分を水(熱いお湯)の中に溶け込ませる(or分散させる)作業だと年老いた珈琲豆焙煎屋は考えています。 Newton別冊『学びなおし 中学・高校物理』 …

コーヒー醸造で使われている濾過方式、それはケーク濾過 | ケーキ濾過

コーヒーを淹れる操作であるコーヒーの醸造は、抽出とろ過という2つの操作から成り立っています。 コーヒー成分の抽出を簡単に表現すると、焙煎コーヒー豆粉砕粒子と熱いお湯を混ぜ合わせて、焙煎コーヒー豆粉砕粒子内のコーヒー成分を熱いお湯に取り込む作…

コーヒー清澄液の濾過

ろ過をWikipedia で調べると、以下のように解説してくれていました。 液体または気体に固体が混ざっている混合物を、細かい穴がたくさんあいた多孔質(ろ材)に通して、穴よりも大きな固体の粒子を液体または気体から分離する操作である。 HARIO (ハリオ) ド…

抽出速度とコーヒー成分の吸着・拡散、連続抽出、抽出速度の測定

吸着等温式 吸着等温式について、Wikipedia 曰く 気体がある一定温度下で固体に吸着される際の圧力と吸着量の相関関係を表した式である。または溶液中の溶質がある一定温度下で固体に吸着される際の濃度と吸着量の相関関係を表した式である。この場合、圧力…

固液分離操作について大雑把に

液体の中に分散している状態の固体(or固体と液体の混合物)を液体から分ける(液体と湿潤固体に分離する)ことを「固液分離」と総称しているのだと思います。 固液分離の技術は、化学工業、医薬・食品工業、環境工学などで、不可欠な技術として利用されていると…

フェノールカルボン酸類

フェノールカルボン酸(芳香族カルボン酸)とは、 フェノール性の水酸基とカルボキシル基とを同一分子内にもつ化合物の総称。カルボキシル基がべンゼン環に直結しているものと,側鎖に結合しているものとに大別される。1分子中に含まれるフェノール性の水酸基…

分離と精製

食品原料中には、栄養や生理作用の面で好ましくない成分や、口の中で不快感を感じる成分、風味に影響する成分などが存在していることが多々あります。ですから、それらの成分が存在していれば、それらの成分を分離除去することが必要になります。 そのための…

コーヒー有効成分抽出に関する簡単な妄言

原料中の成分を溶媒を用いて分離する操作が抽出操作で、原料が液体の場合は液液抽出、原料が固体なら固液抽出と呼んでいます。 ちなみに、コーヒー有効成分抽出の場合、原料は焙煎コーヒー豆粉砕物で溶媒は水(お湯)ですから固液抽出(solid-Liquid extraction…